仕事を辞めたい人へ

30代目前で感じたキャリアの違和感と転職のきっかけ

2025-08-13

朝の通勤中に「このままでいいのか」と考える30代会社員

1. 朝、ふと湧いたモヤモヤ

ある日の朝、出社前にコーヒーを飲みながら、ぼーっと窓の外を眺めていました。
すると急に、こんな言葉が頭をよぎったんです。

「このまま定年まで、ずっとこの仕事を続けるのかな…?」

入社して5年が経過し、それなりに責任あるポジションも任され、後輩もできて、収入も安定。
…でも、不思議とワクワクしない。


2. 違和感の正体

その日から、「なんでモヤモヤするんだろう」と考えるようになりました。

  • 仕事内容が毎日同じでマンネリ化している
  • 成長を感じられない
  • 自分の価値観と会社の方向性のズレ
  • 「将来こうなりたい」と思える上司がいない
  • 仕事のできる人がどんどん辞めていく

特に3つ目と5つ目は大きかったです。
新入社員の頃は「会社の方針=正解」だと思っていましたが、仕事に慣れて自分の意見や理想がはっきりしてくると、その差が気になるようになりました。
そして、新入社員のころに憧れていた上司がほぼいなくなっていました。その穴埋めとして昇進した先輩や尊敬できる人もどんどん辞めていきました。人の出入りが多いと有名な企業だったため、はじめの頃は深く考えていなかったけど、それも段々と違和感を感じるように。気付いたときには、周りの上司は空気が読めなかったり、感情を抑えられず理不尽な態度を取ったり、人の悪口を大声で言うような人ばかり。そして、まともと思える人はとるような人ばかり今ならわかるような気がします。


3. 小さな行動から始めたこと

いきなり転職!…なんて勇気はなかったので、まずはこんなことから始めました。

  1. 社外の人と会って話す
     同業他社や異業種の人の話を聞くと、自分の立場や環境を客観的に見られるようになりました。
     普通だと言われていたことが普通ではなかったり、当たり前と思っていたことが当たり前ではなかったなど。
  2. スキルの棚卸し
     今の仕事で身につけたスキルや経験を全部書き出してみると、自信が少し湧いてきます。
  3. 興味のある分野を調べる
     転職サイトや副業情報を眺めるだけでも、「こんな道もあるんだ」と視野が広がりました。

4. 見えてきたもの

こうして動き出してみると、
「会社に残るか」「転職するか」の二択ではなく、いろんな選択肢があることに気づきました。

  • 社内異動で環境を変える
  • 副業でスキルを広げる
  • 短期的な転職ではなく、中長期計画を立てる

結果的に、私は1〜2年かけて準備し、退職を選びました。
あの日コーヒーを飲みながら感じた違和感が、今の働き方につながったと思います。


5. 読んでくれたあなたへ

もし今、「このままでいいのかな」と思う瞬間があるなら、それは悪いサインではありません。
むしろ、自分の人生を見直すチャンスです✨
そのチャンスは20代の人にも、30代の人にも、40代の人にも、もちろん50代の人にも巡ってきます。

焦らなくてもいい。
小さな行動を積み重ねれば、未来はちゃんと動き出します。


💡 まとめ

  • 違和感は、変化のサイン
  • まずは小さな行動から始める
  • 選択肢は一つじゃない

⭐️

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